この世に同じものはありません。同じように見えているだけです

更新日:2017年06月23日(金) 14:52:04

いまから十年ほど前に買った志野焼の湯呑とごはん茶碗がまた欠けてしまった!
ええ作品なんですよ、風合いが桃山時代なんですな、たまりませんわ。
さすがっ、瀧川恵美子先生です!
で、欠けたもんですから直さなくてはいかんわけで、昔から子供と一緒によく遊びに行った、福手、という中村区にある漆陶芸屋さんのご主人に頼みに行きました。
「お子さん、いくつになられましたー?」
「はい、高1と中3になりましたよ~」
久しぶりにお店の中拝見すると、ご主人さんいい趣味してるな~、って関心してました。
何か所かホツがあって(六ヶ所くらいだったかな)漆で補修して金泥で完了です(2、3週間ほどかかります)。
こんだけ直して6500円、お値打ちだと思いますよ。ま、6500円っていったら結構なもんがというか別の品だったら新品が買えるんですけれど、やっぱ作品としてもいいし、なにより子供たちが幼稚園のころから大切に使っているもんだから大切にしないかん、と思っていつもちょくちよくなおしてはいるんだけどね。
こういう文化っていいなあ、とつくづく実感する瞬間です。
あと、子供にも教えたいんですよ、人や物に対して大切にしないけない心をね。
勉強も大切だけど、この世に同じものは二つとないことをね。似ているようだけどこの世に同じものはない、ということを。

One thought on “この世に同じものはありません。同じように見えているだけです

  1. さすが住職!やはり骨董品などがお好きなのですね(笑)
    住職が言いたい事はいまの日本人、世界中の人が考え直さなければいけないことだと思います。今の世界は直して何回も同じものを使うより面倒くさいし綺麗になるから新しいものに飛びついてしまう世の中になっていると思います。私自身そうじゃないとは言えません。
    でも住職の言うようにお子さんとの思い出など、古いものじゃないと出ない味もあると思います。それをいろんな人にもっと知ってもらえると嬉しいですね(笑)

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